キヌア栽培に希望の光!? オープンソースの種子

2014/08/09追記

この記事で紹介している「種子セット」、実際に注文してみました。ちゃんと届きましたが、なんとキヌアが入っていませんでした。送り主に問い合わせたところ、「キヌアは収穫量が足りず入手できなかった…」とのことでした。入手できたら連絡してくれるとのことでしたが、一旦は試さないほうがよさそうです。報告まで。

新しいテクノロジーやライフスタイルを紹介するWired.jpで、珍しくもキヌアについて触れた記事があったので紹介します。

記事によると、米国のウィスコンシン大学マディソン校の科学者グループが「Open Source Seed Initiative」(OSSI)と呼ばれる取り組みを4月17日に始めたそう。

29の植物種が、オープンソースライセンスの下で利用できるようになった。この種子から育てた植物の種子もオープンソースとして提供するという条件に同意すれば、誰もが利用できるものだ。

とのことで、なんとその植物種の中に我らがキヌアが含まれているというのです。

国産キヌア栽培にあたって種子の入手・活用問題が大きく立ちはだかっている現状、本取り組みが希望の光として新たな道筋を示してくれるでしょうか。

Open Source Seed Initiative    Free the Seed!

OSSIで買ってみた

オープンソースなのに有料かい!というツッコミは放置です。郵送費や維持費を考えると100%のボランティアベースで運営するわけにはいかないでしょう。

恐らく現地のイベントなどでは無料で配られていると思いますよ。

購入ページのPayPal「BUY NOW」ボタンを押して買ってみました。どのくらいで届くのかすらアナウンスが無く、少々不安ではありますが。。

OSSI

何が入っているのだろう?

ニンジン、キヌア、ケール、ブロッコリーなど、29の植物種を含む14種類の作物の種、とのことです。キヌアは大勢の中のひとつなので量は少ないようですが、オープンソースの精神を護れば増やしていくこともライセンス的には問題無いというわけですね。

ただこれ、生物多様性条約や植物防疫法との絡みはどうなっているのだろう?ちゃんと届いて入手できるのだろうか?届いたとして合法に栽培・利用できるのだろうか?

全く分かりません。

何か進展があったらレポートします。

*参考:「タネ」を誰でも利用できるように:米大学が29の植物種子をオープン化 « WIRED.jp

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