キヌアの栄養価と発芽キヌアについて10秒で把握

キヌアの栄養については以前から書いていますが、今回は発芽キヌアについても触れつつ再度簡単に紹介します。Wikipedia英語版「quinoa」のNutritional valueからの抄訳です。

キヌア

キヌアの栄養価

キヌアは、コロンブス以前のアンデス民にとって重要なものだった。今日、人々はその栄養価の恩恵を受けている。キヌアはスーパーフードと呼ばれてきた。タンパク質の含有量が豆類ほどではないにしろ穀物や擬穀物にしてはとても高い(最大14%)。

キヌアでの100カロリーあたりのタンパク質含量は玄米やジャガイモ、大麦やひえ・あわより高く、マコモや麦よりは少ない。キヌアの栄養評価はそれが完全なるタンパク質の源であることを示す。さらには、キヌアは食物繊維の良い源であり、またリン、そしてマグネシウムや鉄も多く含まれる。キヌアはまたカルシウムも豊富で、ベジタリアンにはもってこいである。

キヌアはグルテンフリーで、また消化によいとされている。このような特徴から、人間の宇宙空間での長期滞在にむけたNASAのCELSSプログラムにおいて望ましい作物とされている。

発芽キヌア

キヌアは発芽してその栄養価をより増幅させる可能性がある。発芽は生来の酵素を活性化させビタミン類を倍増させる。キヌアは著しく短い発芽サイクルをもつ。

小麦が12時間程度かかるのに対し、キヌアを発芽させるには綺麗な水に2〜4時間もつけておけば十分である。この行程は、栄養価を増やすだけでなく、実を軟らかくし、サラダやその他冷たい料理に添えるのに適した形にしてくれる。

キヌアサラダ

以上です。

キヌアの栄養価は素晴らしく、同類の仲間たちよりも優れているということが分かりました。カロリーあたりの栄養価が豊富ということは、それだけ低カロリーで必要な栄養素を取り込めるということ。キヌアは、健康的なダイエットを検討している方にはぜひ注目してほしい食材です。

今回はあまり触れなかった「キヌアの脂質・繊維など」についても目を通してみてくださいね。

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