世界初かも!キヌアの施設栽培を始めてみた

キヌアまとめの管理人はいま、国産キヌアの栽培に挑戦する農業生産法人がある山梨県上野原市という地域で地域おこし協力隊として、地域をキヌアの里と呼べるキヌア事業先進地にすべく活動しています。

その中でひとつ、もしかしたら世界初と言えるかもしれないことを始めたのでお知らせします。

それは、キヌアの施設栽培です。今流行りの水耕栽培ではありませんが、完全室内、各環境を人的にコントロールする仕組みの中でキヌアを、最初は特にその葉っぱを育てます。上手く行けば高栄養・機能な葉野菜を効率的に生産する技術が蓄積されます。

キヌア施設栽培

粒まで生育させずに葉っぱの収穫を目的としたのは、葉っぱも高栄養・機能で食品として価値があること、粒を目指すと高さが高くなり管理が大変であること、葉っぱに絞って生育させることで短いサイクルでの生産体制をとれること、などからです。ゆくゆくは粒の生産にも着手します。

上野原の露地栽培が目指すキヌアが有機栽培であるように、こちらの施設栽培キヌアでも、化学肥料や化学農薬は使いません。食品として安心できる野菜ができあがります。

廃校の教室にビニールハウス

上野原市の秋山地区にある旧桜井小学校という廃校の保健室を整理して、その中にビニールハウスを立てました。露地にビニールハウスを建てることとの違いは、電気・水道が確保しやすいことと、2重・3重に外気を遮断することで通年で栽培できる環境を整えたかったからです。冬のマイナス気温では植物は育ちにくいです。

キヌア施設栽培:桜井小学校

水耕栽培ではない

流行りの水耕栽培にしなかったのは、施設でキヌアを栽培するという前例がなかったため、ユニットごとに環境を変えて、様々な条件で実験したかったためです。

水耕栽培では環境が一律になってしまい、複数パターンの比較検討がしにくい、という生産法人のアドバイスがありました。

培土は、生産法人おすすめのヤシガラを使いました。固形で売られているので水で戻してから使います。

ゆくゆくは水耕栽培にもチャレンジします。

キヌア栽培施設:発芽

4日ほどで発芽

種まきの二日後に大雪が降りました。あわてて発芽シートをかぶせたり暖房をいれたりしました。露地では通常3日で発芽するキヌア、このケースでは4〜5日かかりました。初めての挑戦できちんと発芽してくれたのはとても嬉しかったです。

養液・温度・光を管理

有機栽培に使える養液を1日に何分間という頻度で自動で散布します。ポンプで水を吸い上げて養液を薄め、タイマーで1日の散布時間をコントロールします。

地中に埋めた電熱線で用土を加熱し、一定以上の温度になると加熱を止めるようにサーモスタットを導入しています。室温は自動温度調節型のオイルヒーターを置いて調整します。

光は、施設栽培用の蛍光灯をあてています。最初は07:00〜19:00の間に灯るようにしました。

キヌア栽培施設:電気版

見学にお越しください

NASAが宇宙空間で栽培を検討したのは水耕栽培だと聞いていますが、それ以外では例を見ませんので、このようなキヌア施設栽培の試みは世界初かと思われます。

問合せより気軽にお問い合わせの上、ぜひ見学にお越しくださいませ。

ログイン

もしくは    

忘れましたか?

Create Account