おそらくこれが史上最も自由なキヌア種子

種子が自由であることを大げさに喧伝しないといけない時代になったようです。

キヌアに限らず、種子は世界的に独占気運が高まり、その自由な入手、利用、育成が困難になりつつあります。「栽培用のキヌア種子を入手するのは難しい」で触れた”諸々の事情”とは生物多様性条約などの問題です。

キヌア栽培に希望の光!? オープンソースの種子」で紹介したOSSIのキヌア種子を入手する方法が見つかったので、今回紹介します。

Wild Garden Seed

OSSIとは

前の記事によると以下の通りでした。

29の植物種が、オープンソースライセンスの下で利用できるようになった。この種子から育てた植物の種子もオープンソースとして提供するという条件に同意すれば、誰もが利用できるものだ。

この中にキヌアも含まれていたのですが、いざ購入してみるとキヌアは在庫がなかったという顛末だったのが、種子の育種元から購入すればきちんと入手できることが分かったのです。

Wild Garden Seed

というのがその会社名。アメリカ合衆国はオレゴン州のフィロマスという地域に拠点を構えるこの会社は、有機で農家自作の種子を販売しています。

このページにある以下の文章が大事です。

New original マーク varieties will be part of the official 2016 OSSI varietal release this spring.(抄訳:新しい自作マークのついている種は、2016年の春にリリースされたOSSI公式のものです)

この新しい自作マークとはこのmark画像です。

そしてキヌア商品一覧ページにいくと、キヌアの種子にはすべてこのマークが付いているのです。

Wild Garden Seed:Quinoa

ということは

ここで買えるキヌア種子はすべてオープンで自由に使うことができるもの。

だということが言えそうです。OSSIは下記のように誓いをたてています。「代わりに、」以降も重要です。

You have the freedom to use these OSSI-Pledged seeds in any way you choose. In return, you pledge not to restrict others’ use of these seeds or their derivatives by patents or other means, and to include this pledge with any transfer of these seeds or their derivatives.(抄訳:あなたは、これらのOSSIの誓いが立てられた種を、あなたの選ぶどんな方法でも使う自由を持ちます。代わりに、あなたは他の誰かがこれらの種子やその派生物を使うことを制限できず、また、これらの種子やその派生物がこの誓いを継承することを誓います)

実際買えるの?

買えます。クレジットカードがあって、簡単な英語が分かれば、買えます。会社は親切で、メール対応はこまめで迅速でした。上記のキヌア商品一覧ページの商品の中には、既に日本国内で生育が確認されたものもあります。

拡げましょう、世界に、キヌア生産の輪を!

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