キヌアの海外での栽培事例を簡単にまとめてみた

キヌアのおもな栽培地はボリビアのアンデス山脈西側とペルーのプーノ。キヌアの栽培に関して、耐寒性、耐乾燥性、耐塩性が報告されている。キヌアはレシピが豊富なだけでなく、その強さも目を見張る食材。キヌアの栽培は比較的容易である。

生産地域

原産地はチチカカ湖周辺だが、現在はペルー、ボリビア、エクアドル、チリ北部の標高2500~4000mのアンデス山系や3000m以上の比較的雨の少ない荒れた高地で栽培されている。キヌアのおもな産地はボリビアのアンデス山脈西側とペルーのプーノ付近。

キヌアの栽培

播種時期

一般に作物の播種時期は、日長、気温、降水量によってほぼ決定される。アンデス地方の場合には、非常に降水量が少ないため、生育初期の降水量が重要な播種時期の決定要因となっている。

栽培~収穫について

生産はほぼアンデス山地(ペルー、ボリビアなど)に限られている。現地では10月末(雨季に入る前)より種が播かれ、翌年5月ごろに収穫される。収穫した種子は天日乾燥、脱穀、選別された後、袋詰めして国内需要または輸出用として出荷される。

一般に作物が育たない高地、湿原、塩害地で生育できる。結実は約4~6ヵ月である。種子の平均収量は低いもので450kg/ha、最大5000kg/ha、平均800-1000kg/haと報告されている。光合成能の高いC4植物なので生長が速い。キヌアはアマランサスよりも地下水位の上昇による生育量の低下が生じやすい。

ボリビアにおけるキヌアの栽培面積と生産量(200年度)

キヌアの主な生産地であるプーノの気象データを示した。年間平均気温は9.7度、7月には平均最低気温はマイナスに達し、日較差が大きくなっている。キヌアは零下3度までの低温に耐えられるという報告がある。またキヌアは耐寒性があるだけでなく、きわめて乾燥した地域でも栽培されている。

チチカカ湖畔あたりの年間降水量は500mmと少ないが、そこから南下した、ボリビア中部にあるウユニ地方は年間の降水量が200-250mmとさらに乏しく、きわめて乾燥した砂漠のような地域であるが、ここでもキヌアは栽培されている。ウユニ地方の土壌には塩分が多く含まれているが、ここでのキヌアは耐塩性を持っている。

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