そもそも、単一の正解なんてありません。
食べ物でも、仕事でも、もちろん人の人生でも。
世界的にキヌアがもてはやされてちょっとしたブームになりつつある最近の状況を見て、キヌアまとめの管理人がそもそもなんでキヌアを推進しているのかをあわせて、ひとつの考え方を紹介したいと思います。
単一の食材を信仰する
ことがどれだけ馬鹿げているか。バナナ・リンゴダイエットなどで単一の食材を摂取し続けることは短期的に痩身へ繋がるかもしれませんが、人の健全なカラダを育成する上で正しい行動でしょうか。
ユネスコ無形文化遺産へ日本の和食が申請された理由のひとつに、「新鮮で多様な食材の利用」という日本食文化の特色がありました。
栄養学的な評価以前に、およそ多様な食材を組み合わせて多彩なメニューを食べることが、人の食にとって豊かな指標、ひいては守り発展させていくべき文化と言えると思います。
こちらでも述べましたが、単一の食材がブームになるのは決して健全な状態ではないのです。モノフード、フードファディズムと言われるそういった偏重は、生産者や食べる人に良い結果をもたらしません。
世界には多様な食材があふれているのに、その利用が小麦、トウモロコシ、大豆といった大規模生産の単一食材に偏ってしまっている現況は危ういもので、私はキヌアについて、多様性の醸成に向けたひとつの希望としてその普及に挑戦するものです。
別にキヌアは正解ではない
食べ物にこれだけ食べていればいいものなんてありません。
現代のライフスタイルに疑問をもって、その多様性の醸成に向けて改めて考えてみる必要がありそうです。例えばキヌアをきっかけとして。
もし単一の正解があるとすればそれは愛であり、それはすなわち、多様性を認めることだと思います。
Special thanks to my friends!