日本におけるキヌアの流通量は年間160トン

以前「キヌアの日本での流通」という記事を書きましたがそれからだいぶ時間が経過している上、数字的データに乏しい内容だったため、改めて日本国内のキヌア流通について調査しました。

キヌアの流通

キヌアは国内にどれほど

日本国内にキヌアはどれほど出回っているのでしょうか。現状、国産キヌアの流通量は始まったとはいえ微々たるものなので無視できます。ならば輸入量を見ればよいということで、財務省貿易統計のWebサイトを利用しました。

そこでは品目ごとにコードが割り当てられ、コードごとの輸入量や金額を調べることができます。ちなみにキヌアのコードは1008.50です。これを2012年1年間で合算して出た数字は162MT。MTはmetricton、いわゆる㌧(トン)で1,000kgのことです。

これが国内での年間のキヌア流通量となります。

雑穀の輸入量はいかほど

162MTと言われてもどの程度のものか把握しにくいですね。同じ考え方で雑穀の流通量を算出してみました。

財務省貿易統計の分類におけるミレット(1008.20)とその他の穀物(1008.90)の合計をもって雑穀の流通量とします。ちなみにミレットとはあわ、ひえ、きびなどのことです。そばは含んでいません。

2011年1年間の合算では10,067MTでした。

国産雑穀はどれほど

雑穀は輸入品がとっても多いことをご存知でしたか?中国やインドがその主な輸入元です。日本雑穀協会によるとその量はなんと日本国内で流通する雑穀の90%にも上ります。

2011年の上の数値を使うと国産雑穀は約1,000MTであると言えそうです。

これは2005年に岩手県農林水産部農産園芸課が提示した、ヒエ、ハトムギ、アワ、キビ、タカキビ、アマランサス国内総生産量1,272MTという数字に近しいものです。

キヌア流通量の覚え方

輸入雑穀10,000MT、国産雑穀1,000MT、輸入キヌア160MT、と覚えましょう。確証はもてませんのであくまで参考数値として捉えてくださいませ。

ちなみに2010年のボリビアから世界へのキヌア輸出量は15,364MT、2012年のペルーから世界へのキヌア輸出量は6,100MT、となっています。

比較メモ

  • 岩手県雑穀生産量2008年(全国知事会):ヒエ、ハトムギ、アワ、キビ、タカキビ、アマランサス合計で1,000MT
  • 岩手県雑穀 生産量2004年(コトバンク):ヒエ、 ハトムギ、 アワ、キビ、アマランサス、モロコシ合計で553MTで全国の51.2%
  • 国内雑穀生産量2005年(岩手県農林水産部農産園芸課):ヒエ、ハトムギ、アワ、キビ、タカキビ、アマランサス合計で1,272MT
  • 国内で流通する雑穀の輸入品の割合:90%(日本雑穀協会
  • 輸入雑穀量2011年(財務省貿易統計、JETRO):ミレット(1008.20)、その他の穀物(1008.90)合計10067MT

・参考:日本雑穀協会

・参考:財務省貿易統計

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