2015年更新
下記の情報は古くなっています。
キヌアまとめなんて名前のサイトを運営していながら今の今まで知らなかったことが悔しい。。涙
なんと、国産キヌアが既に商品化されていたそうなのです。取材はしていず、とある記事を見ただけで詳しいことは何も分かりませんがどうやら確からしい事実のようです。情報が少ないのですが現時点で分かっていることをまとめました。
山梨のお店で買える
山梨にある自然食品を扱うお店「有機村」で買えます。ただし確認したところ本日時点で300gが全体で10袋ほどと少ロットからの取り扱いとなります。そりゃそう、最初から大量生産はできるものではありません。
お店の場所や問い合わせ先は下記の参考からどうぞ。
国産キヌアといえば山梨なんさ
このサイトでも以前から「貴重な一歩!国産キヌア栽培へ挑んだ山梨の軌跡」や「キヌアの日本での栽培」で紹介してきたとおり、日本国内でのキヌア栽培は山梨県がフロンティアです。私が知る限りそれは試験栽培レベルに留まっており商品化までは結びついていなかったのですが、2013年3月20日のこの記事を見てその認識はガッシャーンと覆されたのでした。
実に「しれっ」と記載されていますが、これ、日本初の国産キヌア商品化のはずです。キヌアの動向をずっとモニタリングしてきた私が保証します。「商品化」の定義もあやふやなものですが、小売店に並べられ流通に乗っているという点で商品化と呼べそうですよね。もちろん、農家の方がお店に一度持ち込んだものが売られている、という小規模なものではあるそうですが、立派な第一歩として私は少々興奮気味です。
さてその農家の方とは?
武田の里・農援隊
という株式会社の農業法人が生産したそう。〒407-0024山梨県韮崎市本町1-9-4にあるというこちら、Google検索しても情報が全くと言っていいほどひっかからない隠れた組織。気になります。どなたかご存知の方いらっしゃいましたら教えてください、取材したいです。
さて初の国産キヌア、写真から想像するにいつものキヌアより小粒そうです。はい、以前私も山梨でトライしたことがあるので分かりますが国内栽培に合った品種のキヌアは小粒なのです。
以上、驚きの国産キヌア商品化について現時点で分かっていることをまとめました。「国産キヌア栽培に向けて注意すべきポイント6つ」などのこれまでの蓄積が花開いた形と言え、私は興奮しています。
世界のキヌア需要をペルー・ボリビアだけでまかなうには量的にも環境・社会的にみても限界があり、地産地消キヌアはとても重要なテーマなのです。それに類することを国連も「絶対見て!国連がキヌアの深イイ話を4分動画に」で述べています。
私は国産キヌアの動きを全面的に応援します。