アマランサスの栄養をキヌアと比べた結果

アマランサスの栄養価はどれほどあるのでしょうか。そしてそれは、同様にスーパーフードとして話題のキヌアと、どのような違いがあるのでしょうか?

キヌアを専門でまとめてきた当Webサイトが、アマランサスとの栄養比較をしてみます。

アマランサス

アマランサスとキヌアの栄養比較表

アマランサスとキヌアの栄養比較は数字でほとんど語れてしまいます。それぞれ100g中の各種栄養数値を表にしてみます。

品目国産キヌア国産アマランサス
タンパク質g

13.5

13.0

脂質g

6.1

6.0

糖質g

55.7

57.9

食物繊維g

6.1

7.1

エネルギーkcal

344.0

358.0

ナトリウムmg

1.0

1.0

リンmg

370.0

540.0

鉄mg

4.9

9.4

カルシウムmg

32.2

160.0

カリウムmg

707.0

600.0

マグネシウムmg

170.0

270.0

亜鉛mg

3.4

5.8

国産キヌアと国産アマランサスの栄養比較

ミネラルはほとんど、アマランサスのほうが高いことが分かりました。糖質とエネルギーはキヌアのほうが若干少ないようです。

タンパク質はキヌアのほうが若干多いです。また、キヌアの大事な特徴のひとつである必須アミノ酸のバランスを示すアミノ酸スコアは、キヌアが85なのに対して、アマランサスは75です。

食べやすさはどうかな

アマランサス

アマランサスは粒が小さいです。キヌアが、ボリビア産の優良品種であるレアル種で直径2.2mmほど、国産キヌアで直径1.7mmほど、アマランサスは直径1mmほどとなっています。ほとんどゴマのような大きさです。

あんパンの上に振りかける程度では良いですが、サラダなどでより多く食べようというときにはなかなか大変なようですが、それでもクックパッドには現在160ほどのアマランサスレシピが掲載されています。

以上です。

なお、「知ってると通!キヌアの機能性を示す論文8つ」に挙げたような機能性を、アマランサスも同様に持っているはずですが、未調査なため記述は見送ります。雑穀はおしなべて機能性が高いです。

付記

このように数字で栄養比較をすることにどれほどの意味があるかは分かりません。どちらの食べ物にも、それぞれ良いところはあるでしょうし、悪いところもあるでしょう。

豊かな食生活は多様性のある食材の組み合わせから生まれます。メディアなどで話題になっているからといってひとつの食材に偏るようなことがあっては本末転倒です。ぜひ、食本来の意味を考えながら、ご自身なりの正しい食スタイルを探っていきましょう。

参考

投稿日:
カテゴリー: 知る タグ:

作成者: 戸澤 高広

キヌアまとめは2007年に開設しました。キヌアが少ない労力の割に多くの栄養価を生産できる植物で社会的な飢餓・栄養不足問題の解決に寄与するのではとの期待から、論文や報道に加えて実体験などからその情報をまとめ続けています。 その、キヌアにまつわる略歴は以下のとおりです。 2013年:JICA主催セミナーで講演公式 2014年:国連発行のキヌアレシピ本に掲載 2014年:キヌアレシピ本出版記念会で講演 2017年:帝京科学大学の研究論文へ協力 2017年:UTYテレビ山梨に出演

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です