国際キヌア年の設定もあってか、今年2013年、キヌアがじわじわきています。5月末に見た時にはそれほど大きな動きは見られなかったのですが、直近の6月は各種メディアでの採り上げが増えてきており、日本国内の認知具合もようやく海外のそれに追いついてきた感があります。
キヌア研究大家の「キヌアがアマランサスのようにあまり(一時的な)ブームになっては欲しくない」発言に賛成する私にとっては、自然で健全な認知拡大と軟着陸な定着が望ましく、冷静に現状を把握しておきたく一旦まとめる次第です。
キヌアメディア掲載
キヌア単体をメインテーマとしたメディア掲載を2013年5月から時系列でまとめます。
その多くが国際キヌア年をきっかけに世界的にキヌアへの関心が高まっていることをお知らせする内容でした。
2004年のブーム再来?
GoogleTrendにも反映されてきました。「キヌア」という語句の検索ボリュームがどれほどあるのか、2004年1月〜2013年6月(途中)の期間で示したものになります。
最新の2013年6月で大きく跳ね上がっているのが分かります。集計途中ですが今後さらに増えるものと想定されます。2004年に民放で採り上げられた際のブームの半分程度まできていることが分かります。
このサイトquinua.jpへの訪問数でいうと6月14日の共同ニュースの影響が一番大きく、普段の20倍のアクセスとなりました。
単なる健康食品という位置づけでなく、世界的な食の課題解決に貢献するひとつの選択肢であるという文脈から流布されていることに好感がもてます。twitterでは「キヌアって何?」という反応が体勢を占める一方、「またキヌアか…」という冷めた見方をする方もいて、大変興味深いです。
普及具合のウォッチは続けていき、キヌアの認知がどのように広がっているかは都度レポートしていきます。